カンタン!いつまでも健康な歯茎を保っておくための方法
歯磨きをしているとき、そんなに強くブラッシングしたわけでもないのに血が出ていた、なんて経験はありませんか?それはまさしく歯茎が悲鳴を上げている証拠。健康に見えていても、歯周病などのトラブルが迫ってきているかもしれません。体内で口の中は特に雑菌が多いといわれており、しっかりと歯を磨く人でもだいたい2,000億個の細菌が潜んでいます。そこで今回は、細菌に負けず、歯茎を健康に保つ方法をご紹介します。
チェックしてみよう!あなたの歯茎は健康?
特に歯茎に異常を感じないけど・・・、という方でも一度チェックしてみましょう。ひとつでも当てはまる方は要注意です。重い歯周病になってしまう前にセルフケアで健康な歯茎を取り戻しましょう。
歯茎の色をチェック!
なんとなく赤い場合、もしくは赤紫色になっている場合は、特に痛みがなくても歯肉炎(歯周病)を発症していることがあります。白っぽい場合は貧血の可能性もあります。
歯茎の形をチェック!
痛みがあまりなくても腫れている場合、押すとぷにぷにする場合は要注意。また、歯茎が下がってきて歯が伸びたように見える、歯と歯の隙間が大きくなった、などもチェックポイントです。
出血していないかチェック!
歯ブラシや爪楊枝で軽くつつくと出血する場合は歯磨きをする力が強すぎるということもありますが、歯肉炎の疑いも。
口臭をチェック!
口臭は自分でチェックしにくい上、他の人から指摘されることも少ないので見落としがちなポイントですが、少し強い匂いを感じる場合は、注意した方が良いでしょう。
要注意!歯茎のトラブルの原因はコレ!
歯茎のトラブルは意外と多くの人が抱えている問題です。また、歯茎の小さな炎症から、歯だけでなく体の病気につながってしまう可能性も。ちょっとした炎症や出血でも注意しましょう。
歯磨き不足、間違った歯磨き
歯茎のトラブルの一番の原因といわれているのが歯磨き不足。疲れて歯磨きをせずに寝てしまったり、時間がないからと適当に済ませていたりしませんか?寝ている間の口内は唾液が減って乾きやすく、細菌を防ぐ力が弱くなっているため、驚くほど細菌が繁殖します。寝る前はしっかりと時間をかけて歯磨きをしましょう。 また、意気込んで硬い歯ブラシなどでゴシゴシ磨くのも良くありません。歯茎を傷付けてしまったり、歯茎が下がってしまったりする原因になります。
ストレスや睡眠不足
人はストレスや疲労がたまると抵抗力が低下していきます。それにより炎症を起こしてしまったり出血してしまったりすることがあるのです。
服用している薬によるもの
てんかんの薬や高血圧の薬などを長期間服用している場合にも注意が必要です。薬の成分によって炎症に薬が作用してしまい、悪化してしまうことがあります。
習慣にしよう!健康な歯茎にする方法
毎日の習慣で、健康な歯茎を保つことができます。できることからやってみましょう。
1日2回以上の歯磨き
前述の通り、寝る前にしっかりと歯磨きすることが大切ですが、可能であれば毎食後歯磨きをした方が良いでしょう。また、1回の歯磨きには5分以上時間をかけてしっかり磨くことがベストです。
歯ぎしりや食いしばりをしてしまう場合はマウスピースを
寝ている間にしてしまうことが多い歯ぎしりや食いしばり。放置していると、歯茎が下がってきたり知覚過敏になったりします。寝ている間は無意識なので、マウスピースを使って口の中を保護してあげましょう。
体の健康に気をつける
歯茎の健康=体の健康。体を健康にすると免疫力もアップし、細菌への抵抗力も高まります。炎症も起こりにくくなります。
歯茎のマッサージ
意外とおすすめなのが、歯茎のマッサージ。歯を磨いた後、清潔に洗った手で歯茎全体や歯と歯茎の境目などを丁寧にマッサージするのも効果的です。
定期的に歯科でクリーニングを受ける
歯茎の状態をチェックしてもらうためにも、定期的な検診やクリーニングが必要です。歯科では、自分ではできないところも専門の機械を使ってしっかりと清掃できます。
歯茎を元気に保つおすすめグッズ
時間がない、けれどもしっかりと歯茎の健康を保ちたいという方に最適のグッズを紹介します。
デンタルフロス
デンタルフロスは、歯磨きと併用してほしいおすすめグッズ。歯のタイプや、フロスをする箇所によって様々な種類があります。
デンタルリンス
歯磨き前の液体歯磨きと、歯磨き後の洗口液の2種類があります。
電動歯ブラシ
歯ブラシを小刻みに動かさなくても歯と歯茎の間をしっかりと磨いてくれます。また歯茎に軽く当てるとマッサージもできます。
ジェットウォッシャー
勢いのある水で汚れを取り除きます。とくに奥歯が効果的です。また、こちらも歯茎に当てると水圧でマッサージしてくれるという効果もあります。
まとめ
歯茎の健康には、体の健康を維持することが大原則。とはいえ、これまでの生活をすぐに変えるのは難しいので、まずは「寝る前は5分以上歯磨きする」などからトライしていきましょう。
投稿日:2016年7月19日 カテゴリー:ブログ