電動歯ブラシvs手動歯ブラシ!子供に向いているのは?
できる限りキレイに磨いてあげたい大切な子供の歯。毎日のお口のケアに欠かせなのはやっぱり歯ブラシです。最近ではさまざまなタイプのものが販売され、どれを選んで良いか悩むことも多いのではないでしょうか。そんな歯ブラシの選択肢のひとつとして、電動歯ブラシもあげられますよね。種類も豊富で利用者も増えている電動歯ブラシですが、子供の歯磨きに使用するのには手動歯ブラシとどちらが向いているのでしょうか?
知っておきたい電動歯ブラシのメリット・デメリット
電動歯ブラシのメリット・デメリットを見てみましょう。
メリット
- 正しい磨き方をすれば、短時間で歯磨きができる
- まだうまく手を動かすことができない子供にかわり、自動で歯ブラシが動いてくれる
- 可愛いデザインやライトが光るなどの機能で、子供の興味をひくことができる
デメリット
- 振動があるため毛先がしっかりとあたっているかどうか分かりにくくなり、磨き残しにつながる可能性がある
- 歯と歯の間を磨くことは難しいため、歯間ブラシやフロスの使用が必要
- 電動歯ブラシの当て方によっては、歯茎を傷つけたり歯茎が下がってしまうことがある
- 長く磨きすぎると、歯を傷つけてしまう
電動歯ブラシで歯磨きをするときは、研磨剤の入った歯磨き粉は使用しないようにしましょう。振動と研磨剤で歯が削れてしまうことがあります。また、正しい使い方をすることが大切ですが、重さや振動などの関係もあり子供には少し難しいかもしれません。大人が使い方をしっかりと教え、見守りましょう。電動歯ブラシとは言っても消耗品のため、毛先が広がったり汚れたりしたら交換が必要です。
知っておきたい手動歯ブラシのメリット・デメリット
それでは、手動歯ブラシにはどんなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
メリット
- 歯磨きの力加減がおこないやすい
- 歯を1本ずつ自分の手で磨くという歯磨きの基本と習慣を身につけることができる
- 電動歯ブラシと比べて価格が安い
デメリット
- 丁寧にしっかりと磨くためには時間がかかる
- 歯と歯の間を磨くことは難しいため、歯間ブラシやフロスの使用が必要
- 手動歯ブラシの場合も、当て方によっては歯茎を傷つけたり歯茎が下がってしまうことがある
手動歯ブラシは消耗品です、電動歯ブラシと同様に毛先が広がってきたり汚れたら交換するようにしましょう。また、子供による歯磨きではきちんと磨けていないことが多いため、大人による仕上げ磨きが大切です。
結局、電動歯ブラシと手動歯ブラシどちらが良いの?
正しい歯磨き方法でしっかりと磨くことができれば、結局のところ電動歯ブラシ・手動歯ブラシのどちらを選んでもかまいません。誤った歯磨き方法では、どんなに良い歯ブラシを使っていたとしても効果は得られないからです。かかりつけの歯科医がいる場合には、正しい歯磨き方法を指導してもらうのも良いでしょう。もし手動歯ブラシから電動歯ブラシに切り替えようと考えているのであれば、相談してみるのもひとつの手です。また、どちらを使用してもやはり大人による仕上げ磨きは必要です。大人の目で見て、磨き残しのないようにしっかりと磨いてあげましょう。どちらが良いということではなく、電動歯ブラシと手動歯ブラシを併用することで歯磨きの効果をより高めることもできますよ。また、歯間ブラシやフロスを使用した歯と歯の間のケアも忘れずにおこないましょう。
まとめ
電動歯ブラシと手動歯ブラシ、どちらも正しい使い方をすればお口のなかの健康を保つことができます。メリットやデメリットをしっかりと理解して、どちらを使用するか選択することが大切ですね。
投稿日:2016年11月17日 カテゴリー:ブログ